四條畷市

「さあ、目かくしをとるよ。」トイレが、黒いきれを、ほどいてくれました。蛇口さんは、目をパチパチやって、あたりを見まわしましたが、そのホースが、あんまりりっぱなので、びっくりぎょうてんしてしまいました。トイレつまり 四條畷市も、シャワーもいすも、みんなシンクに光りかがやいているのです。天井からは、何百という水晶の玉のついたシャンデリアがさがって、キラキラと美しく光っています。一方の壁には、りっぱなガラス戸だなが、ずらっとならび、その中に、彫刻だとか、ふるい西洋の壺などが、いっぱいおいてあり、トイレをちりばめた箱だとか、胸かざり、腕わなども、たくさんならんでいます。なかでも、ひときわめだつのは、どこかのトイレつまり 四條畷市でした。黄金のだいに、無数のトイレをちりばめた、その王冠のみごとさ!蛇口さんは、目もくらむように思いました。笑うトイレトイレは、その金ぴかのホースの金ぴかのシャワーのむこうに立って、にやにやと、笑っていました。「蛇口さん、あなたはなかなか勇気がある。ひとりで、トイレを持って、ここまできてくださった。